今回はウェブアンケートにて総勢10,007名に調査した<東北弁!意味が面白い「東北の方言」ランキング>を発表します。
「こっぱすい」な「ごはん」ってどんなごはん?「むんからちゃっぷ」はどんな帽子?気になる方はさっそくランキングをチェック!
TOP10
- 1位ガイロガイロ、けもけも(よくかき混ぜるときの擬音)/山形 (846票)
- 2位あっぺとっぺ(でたらめなこと)/宮城 (749票)
- 3位おはよう靴下(穴があいた靴下)/宮城 (720票)
- 4位むんからちゃっぷ(麦わら帽子)/宮城 (653票)
- 5位ジャス(体育着)/宮城 (571票)
- 6位いきなりがおった(とても疲れた)/宮城 (562票)
- 7位おしずがに(気をつけてお帰りください)/岩手 (537票)
- 8位ぐずらもずら(グズグズしている様子)/山形、宮城 (443票)
- 9位ちょす(いじる・いたずらする)/東北全般 (437票)
- 10位こっぱすい(ごはんなどが硬いこと)/宮城 (430票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<東北弁!意味が面白い「東北の方言」ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,007名/調査日:2024年2月1日
第1位:ガイロガイロ、けもけも(よくかき混ぜるときの擬音)/山形(846票)
- 初耳です
- 呪文みたい
- 面白い発想だ
カレーも、納豆も、コーヒーも!1位は「ガイロガイロ、けもけも(よくかき混ぜるときの擬音)」/山形県!
「ガイロガイロ」や「けもけも」は、山形県の方言で「よくかき混ぜるときの擬音」です。カレーを作るとき、ルーを溶かして「ガイロガイロ」(庄内地方では「けもけも」)します。響きがユニークですが、何かを混ぜる際、「ガイロガイロ」や「けもけも」と唱えてたら段々その音に聞こえてくるかも?!
第2位:あっぺとっぺ(でたらめなこと)/宮城(749票)
- 可愛くて面白い
- 発音が面白い
- 外国語みたい
元々は“あべこべ”から!2位は「あっぺとっぺ(でたらめなこと)」/宮城県!
「あっぺとっぺ」は宮城県の方言で「でたらめなこと」。「あぺとぺ」ということも。筋が通っていないことや訳の分からないものなどにも使います。聞きなれないと外国語のようにも思えますが、元々は「あべこべ」という言葉だった説もあり、その変化の仕方が意外で面白いですね!
第3位:おはよう靴下(穴があいた靴下)/宮城(720票)
- センスが良いと思います
- テレビで知ってから、我が家ではツボって実際使うようになった
- ユーモアたっぷり
ネーミングセンスが最高!3位は「おはよう靴下(穴があいた靴下)」/宮城県!
「おはよう靴下」は宮城県の方言で「穴があいた靴下」のこと。靴下の穴からのぞく足の指が「おはよう」と顔を出したように例えているユーモアのセンスが素敵!靴下から出た親指もなんだか可愛く思えてきますね。
第4位:むんからちゃっぷ(麦わら帽子)/宮城(653票)
4位は「むんからちゃっぷ(麦わら帽子)」/宮城!
- 帽子をちゃっぷというのかな?とてもかわいい
- むんからちゃっぷのルフィ…?
キャラクターの名前のようにも聞こえる「むんからちゃっぷ」。実は「麦わら帽子」を宮城県の方言でいったもの。「むんから」が「麦わら」、「ちゃっぷ」が「帽子」を指します。思わず口に出していいたくなる方言ですね!
第5位:ジャス(体育着)/宮城(571票)
5位は「ジャス(体育着)」/宮城!
- 何の意味か想像もつかなかった
宮城県では「体育着」のことを方言で「ジャス」といいます。スポーツ用トレーニングウェアの「ジャージ」が変化したものだという説も。音楽の「ジャズ」に見間違えたりもしそうですが、響きがかっこいいのでちょっと使ってみたくなります!
第6位:いきなりがおった(とても疲れた)/宮城(562票)
6位は「いきなりがおった(とても疲れた)」/宮城!
- びっくり!
「いきなりがおった」は「とても疲れた」を表現する宮城県の方言。「いきなり」は「とても」、「がおった」は「疲れた」を意味します。「いきなり」が「いぎなり」や「いぎなし」、「いぎなす」と言われることも。疲れたときに「いきなりがおったー!」と叫ぶとちょっとスッキリしそうです!
第7位:おしずがに(気をつけてお帰りください)/岩手(537票)
7位は「おしずがに(気をつけてお帰りください)」/岩手!
- 『お静かに』かと思ってしまいます
「おしずがに」は岩手県の方言で「気をつけてお帰りください」という意味。「さようなら」の挨拶としても使われることもあります。方言を知らないと「お静かに」という意味と間違えてしまいそうですね。実際は、帰り道の無事を祈った、心のこもった見送りの言葉です!
第8位:ぐずらもずら(グズグズしている様子)/山形、宮城(443票)
8位は「ぐずらもずら(グズグズしている様子)」/山形、宮城!
「ぐずらもずら」は「もぐら」ではなく、山形県や宮城県で「グズグズしている様子」を表す方言です。言葉の雰囲気からも「煮えきらない様子」がよく表れていますね。言葉の意味としてはマイナスのイメージですが、飲食店の名前として使われたりもしていて愛されている方言のように感じます!
第9位:ちょす(いじる・いたずらする)/東北全般(437票)
9位は「ちょす(いじる・いたずらする)」/東北全般!
「いじる」や「いたずらする」という意味の方言「ちょす」。こちらは東北全般で使われています。「触るな」と注意をするときは「ちょすな」といい、この言葉が書かれた注意書きの写真がSNSで話題になったことも!
第10位:こっぱすい(ごはんなどが硬いこと)/宮城(430票)
10位は「こっぱすい(ごはんなどが硬いこと)」/宮城!
「こっぱすい」は「ごはんなどが硬いこと」を表す、宮城県の方言。「こわっぱしい」という地域もあるようです。聞きなれないと「小っ恥ずかしい」や「すっぱい」という意味に勘違いしてしまいそうですね!
東北弁!意味が面白い「東北の方言」ランキングベスト10
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)10,007名が選んだ<東北弁!意味が面白い「東北の方言」ランキング>でした。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,007名
調査日:2024年2月1日